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リベールの歩き方 (エステル&ヨシュア)

目の前に広がる一面の緑には陽の光が一面に射している。
その上を爽やかに吹き抜ける涼しい風。
街道にはのんびりと行き来している運搬車。
運転手は、護衛の遊撃士との雑談で盛り上がっているようだ。

そして・・・

「居たわ!行くわよ!」
栗色の髪の娘が手に持った獲物を構える。
「・・・ほんっと飽きないね・・・」
一緒に居た黒髪の少年が呆れたようにため息をつく。
「飽きるとか飽きないとかじゃないわ!
 今度こそ絶対リベンジしてやるんだから!」
「はいはい」
そういうと、少年もあきらめたように獲物を持つ。
二人の視線の先には、光り輝くなにかポムっとした存在。
それは悠々と草原の上を移動していた。
この近辺で幾度となく繰り広げられた光景は、今日もまた繰り返される。
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