TOP
|
前へ
|
次へ
|
管理
WEB拍手ログ
> ヨシュア君のぶれいさー手帳 〜Legend of Heroes VI〜 > ヨシュア君のぶれいさー手帳 3
ヨシュア君のぶれいさー手帳 3
○月○日
依頼名:サボり撲滅運動(2)
依頼者:教区長さんと父さん(むしろ自分)
難易度:?
期限:?
依頼内容:
エステルを逃げられずに日曜学校まで連れて行くこと
それは・・・また、日曜学校に向かう道すがら。
「あ。」
エステルがぱっと足をとめた。
「どうしたの?」
ヨシュアが振り向く。
「ちょっと忘れ物。先いってて?」
エステルは既に踵を返している。
「待って。僕も一緒に行くよ。」
「え”。」
エステルの顔が引きつった。
「一人で行けるわよ、心配しなくたって。」
慌てて駆け出すエステルの肩を掴む。
「顔を引きつらせてまで断られると、またサボる気じゃないかって余計に気になるんだけど。」
「う”・・・」
態度は明白。どうやら、またサボる気だったらしい。
「ま・・・まったく、ヨシュアったら心配性なんだからー。」
・・・そんなこと言ってもごまかされるもんか。
言う直前に、小さく舌打ちしたのを聞き逃すようなヨシュアではなかったのだ。
*結局、一緒に戻って、一緒に教会へ行けた。
*二度も同じ手が通用すると思うあたり、エステルは単純だと思う。
このページの先頭へ
|
TOP
|
前へ
|
次へ
|
管理