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> うちの子たちの設定 > Favorite Dear(無印・純白) > ウィル(無印・純白:女天使)
ウィル(無印・純白:女天使)
さばさばっとがさつな女天使。
前のサイトで書きかけてた設定(公開してなかった)引っ張ってきたら、ものすごい長くて笑えたのでちょっと採用。我ながら何考えてたの。
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ウィルさん。
8月27日うまれ 女
金髪の巻き毛をポニーテールにしている。瞳の色は空色。
相方はローザ。ただし、人手不足のため管理妖精は全員。
勇者も全員スカウト済み。
そして、インフォス任務経験者。
(そのときの勇者:グリフィン、ナーサディア、フィアナ、レイヴ、シーヴァス、アーシェ。補佐妖精はローザとフロリンダ。)
気分的には21歳・・・フィアナ・グリフィン辺りとタメ。
腕には白金の腕輪(←インフォスの勇者達からもらった)をつけている。
アルスアカデミアでは主席張ってた天使さん。
ただ、どちらかと言うと努力型。・・・多分。
天界では、特に不自由なく普通に育ってきた。
純粋で、どんな事でも信じてしまうような一面を持つ。
・・・しかし、インフォスでの10年間が彼女を変えた。
彼女がインフォスで学んだもの・・・
それは、人の話の受け流し方、お金の価値と、現金さ。
酒の飲み方断り方に酔っ払いへの対処法。
鍵の壊し方、剣の扱い方、料理の仕方、粗野な言葉遣いとたくましさ・・・
仁義の世界・賭博の世界・その他色々・・・天界では間違っても学べなかったであろう、かなりのアンダーグラウンドな世界を学び、それに、見事に順応してしまったのだった。
白い絹の布は美しい色に染めれば美しくなるが、何でも吸ってしまうと雑巾になる、というわけである。でも、絹は、絹。もともとの性質がよかったのと、付き合った人間が良い人だったおかげで心は美しいままでいられたのが幸いだろう。 フィアナは「相棒!」と言い合えるほどの大親友。
ナーサディアは「酔ってなければ頼りになる姉さん」
グリフィンは「頼りになる相方・・・というより兄貴」
アーシェは「お茶&遊び友達」
レイヴは「口下手だけど頼りにしてもいい人」
シーヴァスは「付き合い方に注意を要するが、いい人」
勇者からの評価は、大体「妹」。
色々と人生訓も学ばせてもらい、笑って別れたインフォスの勇者達。・・・・とはいえ、別れてから思い出してはぼんやり泣いてた事は秘密である。「フィアナ・・・・いないと寂しいな・・・もう、一緒に教会行くことはないんだろうな・・・あーあ・・・」
温かな思い出を胸に形見もばっちり身につけて、次の任務はアルカヤ守護。
当人曰く、「ここの勇者って、素直だよね〜。私、天使様って呼んで貰えるなんて思わなかった。」
どうやら、以前の任務ほどのカルチャーショックは受けなかった模様である。
暗い過去が重くのしかかっているアルカヤの勇者に対する彼女の評価は次の通り。
フェイン
「一見頼りにしても良さそうだけど、彼はあれで一杯一杯なので甘えない事」
アイリーン
「一番辛そうなので、なるべく明るく。支えられる所は支える事」
レイラ
「見るからに苦労人なので、出来るだけ負担は軽く。」
ルディ
「アーシェと違ってかなり真面目。でも、もうちょっと自分に自信を持っても良いと思う。」
クライヴ
「とりあえず、目を離した隙に自殺されないように注意。」
ロクス
「色々あるみたいだけど、扱使っても大丈夫な人」
セシア
「信じられないくらい純粋で依頼の事だと頼りにしても良いんだけど・・・使命感だけだと息が詰まるんじゃあ?」
これでは判らないかもしれないが、彼女は一応
VS
Withロクス用。
好きになった理由は単純で「見た目と行動とその他諸々の割にいい人だったから。」
もしくは「一緒にいると妙に落ち着く」とか「気がついたら情が移ってた」とか・・・あまり色気はなさそう。
妙に落ち着くのは・・・多分彼が「一番昔管理してた勇者達の性質に近い」からだと思われる。
後は、立場上一番甘えやすかったのもあったりする。
たぶんそれなりに意識しだしたのは「盗まれた宝玉」の辺りから。
もっとも、意識してようが恋してようが愛してようが、彼女のこの手の感情は「彼女が仕事中と思っている限り」表面に出てこない。
基本的には、「皆と平等に付き合うべし」「ひいきすべからず」。
・・・だから、伝説の城がでてきた時も勇者のレベルは皆同じだった。
おかげで、「地上に残る」といった時は妖精たちがパニックを起こしてしまう。
「誰の所に?!」「そんな相手いたんですか!?」「よりによって、何でまた?!」
事情を知っていたのは、当人達のみだったりする。
勇者達に言わせても「・・・好意を持つ人間は多いだろうが、絶対報われないな、あの子相手じゃ・・・」
どうやら彼女も「見た目と行動とその他諸々によらない」人だったらしい。
「仕事仕事!」が口癖。理由は「自分の本分はお仕事だから」。あと「必要以上に情が移らないように」・・・これは、無意識。
「人付き合いは仕事ではない」という事は前の任務地で叩き込まれたため、それだけは遵守していたりする。
自己矛盾起こしているのは間違いないが、当人はあまり気付いていなかったりもする。
それでも、前任務地の頃から思っていたこと・・・
「仕事のスペシャリストで、なんでも完璧にこなせれば、全て仕事でもいいんだろうけどなあ・・・」
気分的には、魔法使いとカウンセラー、戦士と事務の複合職だろ任務って・・・といったところ。
とはいえ、さすがにそこまでの力がないのは当人も重々承知の上。
「足りない分はハートでカバー」
そんなことをするから、任務地に行く毎に情を残してしまうのである。
ちなみにロクスの方はというと。
初めて会った時の一生懸命さにやられてしまった説が濃厚。
なんとなく、スレる前の自分とダブらせた気がしないでもない。
後は、うるさいが、いないとなんとなく物足りない・・・そんな感じ。
天使は「美人だが、どう考えても女らしくはない」ので、一瞬「僕はあれを・・・気に入ってしまったのか?」などと思っても、
「・・・・・なんかの間違いだ。そこまで自分の趣味は悪くない。」と否定していたと思われる。
それでも、他の男勇者の事を嬉々として話されるとムカッとくるのもまた事実。
それに、「仕事仕事」と言われると、なんとなくよそよそしさを感じて、それはそれで寂しい。
「仕事としてではなく付き合え」と言いたいところなのだが、それを言ったら肯定になるもので言うにいえない。
・・・言わなくて正解。言ったら天使のほうがパニクっただろう。それでも良いんだけど。
大抵の事は「気の迷い」「なかったことにしとこう」で切り抜けたのだが。
否定しきれなくなった時に、タイミングよく聖都侵攻が起きてしまい気の毒にもパニクってしまう。
・・・・表面普段と変わらなかったため、聡いようで鈍い天使に伝わったかどうかは謎。
結果的には、その時の天使の対応が(いろんな意味で)よかったため、それで見事にすっころんでしまう。
・・・・気の毒に。
「ま、いいか。」・・・天使に関しては、大抵の事はこれで許してしまえる度量の広さを持っている。
自分が割とちゃらんぽらんな自覚があるというのも一つなのだけど。
あとは、付き合っていくうちに天使さんは割と強情だという事が発覚したのも一つ。
「あいつの事に関しては、諦めが肝心という奴だな。」
・・・・至言である。
素でなんとなく仲がいい感じ。
でも、恋人の雰囲気になるには、双方共によっぽど気が向かないと無理・・・特に任務中。
ついつい「お前バカだろ」「違わいっ!」・・・な応酬にすべるため。
ED後はこの限りではなく、それなりに開き直っていたりする。
・・・・人前でバカップルっぷりを発揮する方ではないのだが。
シリアスイメージだと、天使さんは「話のわかる母親のような人」
何か、受け止めてくれる人が欲しかったのだろうか。
勇者さんは「気兼ねしなくていい甘えられる人」
近場に休憩できるところが欲しいと思ったのだろうか。
双方共に、微妙に甘えん坊だったりするのかもしれない。
・・・が、お互い「自分がしっかりしないと・・・」と思っていたりする。
で、基本的には「あのバカ天使はっ!」「あのスットコ勇者はっ!」
こういうのをお互い様という。
おかげで、どうやら釣り合いが取れている様子。
もう一個おまけ。
天使さんは前の任務地で、ナーサとラスエルの別れを見ている。
これのおかげで、約束する事にはかなり抵抗があった。
ところが、当の勇者さん「好きだ」とは言ったが「残れ」とは言わない。
知っているとは天使さんは思っていない。実際彼も知らない。
というか、どうやら自分の勝手でこちらに残したいとは思っていなかったらしい。
バカ正直な天使なら、一度言ったらたとえ当人の気が進まなくても戻ってきかねないから。
「・・・こいつ、良い奴だ。」
ありがたく好意だけ受け取ると、後約束はしないことに天使は心の中で決定する。
100年待たせた挙句に別れなきゃならないという可能性は、さすがに捨てられなかった。
そのまま、なんとなく良い感じで過ごしてきたのだが。
天竜戦。
あっさりと死んでしまった勇者を見て、彼女はいっぺんで決定を翻した。
「二度と会えないぐらいなら、後がどうなるかはわからないけど、可能性に掛けてみる。」
結局、「戻ってくる。いつになるかはわからないから期待しないで。新しく彼女作るのも可。」
といって勇者の目を点にし、実際彼女は3週間後に戻ってきた。
「本気で戻ってきたのか。」
「あはは、自分勝手でごめん。にしても、今回はついてた、うん。」
天竜戦のエピソードもうひとつ。
あっさりと死んでしまった勇者。
堕天使は、魂を売れば助けてやる、と言う。
半恐慌状態だった天使さんだが、ここで微塵も魂を売ろうとは思わなかった。
だが、一瞬後に気が付いて、自分の心を見る羽目になる。
・・・私、なんで。何をしてでも助けたい、と思わないんだろう。
回答は唯一つ。
・・・そうか。天使って、どうしても善だったんだ。人間と変わらないと思ってたけど、違うもんだね。
そんな自分に嫌悪感すら抱きつつ、それでも彼女は言葉を口にする。
「天使ってのは難儀な商売だね・・・どんな事をしてでも助けたいのに、悪魔に魂は売れないものらしい。」
「・・・ほう・・・?」
「私は、天使だ。あいつには悪いけど、私の魂も、あいつの魂も、あんたらなんかにやる位だったら死を選ぶさ!」
そして、勇者は生き返る。
目を覚ました勇者を抱きしめて、彼女が泣きながら一番最初に言ったのは「ごめんなさい」だった。
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これだけちゃんと考えてたことにまずびっくりしました(今の私が)
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